立ち飲み急増 やまぬ不況 安くおしゃれに一杯 [生活]
女性客も増えているようで・・・・・・・・・・・・
立ち飲み急増 やまぬ不況 安くおしゃれに一杯
11月26日7時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000036-san-soci
■カフェ風や料理に趣向、女性客取り込み
安くて酒や食事を楽しめる立ち飲み居酒屋が東京都心で急増している。立ち飲みスタイルの店は4、5年前から増加傾向にあったが、今年に入ってから急増し、「2倍近くになった」ともいわれる。昨年秋のリーマンショック以降の不景気で安い店が人気を集めているのが背景だが、おしゃれな店が増えているのも理由のひとつにありそうだ。忘年会シーズンを前に、ますます活況を呈している。(菅原慎太郎)
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「立ち飲みは最近、多いねえ。安いと思って、ついつい入っちゃうんだけど、こんなに酔っぱらっちゃうんだよねえ」
東京・新橋の立ち飲み居酒屋から千鳥足で出てきたサラリーマン(40)が赤ら顔で話す。新橋や新宿といった駅前で、懐が寂しい中年サラリーマンの憩いの場だった立ち飲み。しかし最近では、銀座や麻布、渋谷など、おしゃれな街、若者の街でも多くみられるようになった。
全国各地の酒場に詳しく、「東京立ち飲み案内」(メディア総合研究所)などの著書があるエッセイストの吉田類(るい)さんは、昨年10~11月で都内で600軒を把握していたが、今年に入って急増し、9月現在で約1千軒に上るとみている。
東京、大阪の大都市だけではない。九州の福岡、熊本でも急増している。
「昨秋のリーマンショック後の世界同時不況で、サラリーマンのお小遣いが減り、安い場所で短く飲む人が増えたためだ」。経済評論家の荻原博子さんは急増の原因をこう分析する。
立ち飲みはテーブルや座敷、いすなどの設備投資が安く済むうえ、客が座れないため回転率がよく、酒や料理が安く提供できるという。都内の通常の居酒屋では生ビール1杯500円以上だが、立ち飲み居酒屋では400円程度。肴(さかな)も比較的、安価だ。
さらに、新しいスタイルの立ち飲みの登場も人気に拍車をかけている。
たとえば、銀座のある立ち飲み居酒屋はパリのカフェ風。肴に、トマトとチーズのイタリア料理「カプレーゼ」やフリット(揚げ物)が並ぶなど、「たばこの煙が立ちこめるサラリーマンのオアシス」とは程遠い雰囲気だ。
ほかにもスペイン料理や高級料亭の料理を安く提供する立ち飲みも。吉田さんは「ただ安いだけではつぶれる。料理がいいとかおしゃれとか、特徴がないと生き残れない」と話す。
働く女性の増加も一因だ。総務省の調査では、サラリーマンやパートなど雇用者のうち女性が占める割合は平成20年には41・9%と4割を超えた。荻原さんも「最近の立ち飲みブームは深夜まで働く女性が増え、酒を飲むようになった影響が大きい」と話している。
2009-11-26 14:47
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